長良川

名水100選

長良川

長良川は市内中心部を流れる川でありながら今もきれいな水をたたえ、名水100選にも選ばれており、伝統の長良川の鵜飼が行われる場所でもあります。その流れは多くの人に愛されており、夏になれば川原は水遊びを楽しむ人でにぎわいます。

長良川鵜飼

鵜飼とは鵜匠が鵜をあやつって魚を捕える漁法で、約1300年の歴史があり、時の権力者たちに保護されてきました。織田信長は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われており、徳川家康もたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物し、岐阜でつくらせた鮎鮨を江戸まで運ばせました。長良川の鵜匠は、正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、代々世襲で親から子へとその技が受け継がれており、鵜飼用具一式122点は国の重要有形民俗文化財に、長良川鵜飼漁は岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火を川面に映し、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる鵜飼は、現在を忘れタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘います。

長良川プロムナード

長良橋から上流へ1.3kmの川沿いの道は遊歩道として整備されており、長良川や金華山を見ながら散策できます。鵜飼開催期間中はライトアップされた岐阜城を背景に、鵜飼を間近で見られます。

長良川堤の桜

長良川南岸には400本のソメイヨシノが植えられています。4月上旬になると河畔から岐阜公園日中友好庭園一帯は満開の桜で埋め尽くされ、遠方からも多くの花見客が訪れます。